[仙台旅行] 日本三景・松島海岸で、島という島を眺めちゃう(仙台一人旅その2)
塩釜で海鮮丼を食べた僕は、電車でさらに北へと進み、次の目的地である松島海岸に到着した。
日本三景、松島
松島と言えば、日本三景として名高い景勝地として知られ、松島湾内・外に大小260もの島が立ち並ぶ。
…とは言うものの、実際のところどんなもんなんだろ?と、そこまで期待もせずにやってきたのが朝の8時過ぎ。ようやく、観光客の姿がちらほらと見え始めてきた。
とにもかくにも、まずはその島々を見てみようと、松島海岸駅を出て、海岸線に沿って歩いてみた。観光地らしく、様々な土産物屋や飲食店が並び、賑やかさが増してきた。
すぐに、観光船の乗り場が見えた。これに乗って島を眺めるのも一興…と思うも、どうも一歩踏み出せず。まあ、よく見る松島の映像は、高いところから俯瞰したようなものが多いから、それが見られれば良いかな。時間もかかるだろうし。
少し寄り道。瑞巌寺
少し歩くと、左手にお寺が見えた。
何でもここ、瑞巌寺(ずいがんじ)と言って、あの伊達政宗が建立した、国宝にも指定されているお寺なんだとか。
時は平安初めまで遡る。最初は延福寺という名のお寺から。時代に翻弄されながらも名前を変え、慶長14年(1609)、今の瑞巌寺となったようだ。詳細を出すときりがないが、とにかく歴史ある建築物であることに違いはない。
ただ、いまは改修工事の真っ最中のようで、ところどころで工事をしていたが。それでも、伊達政宗ゆかりの展示物がたくさん並んでいたり、天皇を迎えるための豪華な部屋を見られたりと、それなりに堪能することが出来た。(ほとんどが撮影禁止だったのが残念)
▲梅が綺麗に花を咲かせていた
いよいよ松島の小島へ
さてさて。本来の目的地である海岸の方へ戻る。しばらく行くと、少し小高い場所(あとで知ったが、ここは五大堂という場所で、国指定重要文化財なんだとか)から、松島の転々としか小島を眺めることが出来た。
▲通称「すかし橋」。ここを通ることで緊張感を持って五大堂で参拝出来るんだとか
うーんなるほど。確かに良い眺め。気を抜くと「普通の島々だが?」と思ってしまう気持ちもあるが、冷静に見ると、確かに他では見られない景色のように思える。天気も良く、潮風も気持ちいい。僕はしばらくそこにあるベンチでボケッとしていた。
橋を渡って小島へ
向こうに赤い橋が見える。
福浦橋と言って、どうやら小島へと行けるようになっているらしい。さっそく通行料を払って渡ってみた。
小島に上陸すると、あとは周囲をぐるっと回るだけ。なかなかに体力がいるけれど、ところどころで垣間見える海や他の小島を眺めると、疲れも吹っ飛ぶ気分。
こういう景観って、長い時間をかけてゆっくりと生まれるものだ。そう想いを馳せると、なんだかとても貴重な時間を過ごしているように思える。うーむ、来て良かった。
松島よかった
一生分の松島を見たぞ!(?)ってくらい眺めて、時間はお昼前の11時くらい。松島は牡蠣小屋で有名って聞いてたので、行ってみたい気持ちもあったのだけど、時間が足りなくなるなと思いあきらめることに。代わりと言ってはなんだけど、美味しいと評判の牡蠣入りカレーパンを帰り際に購入し、食べながら次の目的地へと進むのだった。
▲パンセ松島店の牡蠣入りカレーパン。牡蠣のコクがカレーに合わさり、絶品です
次回は仙台市へと向かいます。
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