[レポート] 「ルピシア グランマルシェ 2017」に今年も参加してきました!その魅力をレポートします
先日予告していたとおり、札幌で開催されているお茶の祭典「ルピシア グラン・マルシェ」に行ってきた。かれこれ3年目の参加となるが、やはり普段あまり飲むことのできないお茶の数々を試飲できるとあって、毎回テンションが上がってしまう。
今回の会場はつどーむということで、敷地もそこそこに広く、品ぞろえなど期待が持てる。早速レポートしてみたい。なお、グラン・マルシェは4/23(日)にも開催しているので、これを公開した直後にご覧になっている人はまだ間に合うかも!?→(2017/4/23追記)札幌開催分は終了しました。
※過去に行ったレポートはこちら
https://www.daikori.net/archives/1863
https://www.daikori.net/archives/2296
今年で10周年のグラン・マルシェ。テーマは「世界の紅茶VS緑茶」
グラン・マルシェも早いもので10周年。そんな今年のテーマは「世界の紅茶VS緑茶」ということで、何も優劣を付けるために戦っているわけではなく、それぞれのお茶の良さをこのイベントで知ってもらいたい趣旨の内容だ。
http://www.lupicia.com/shop/pages/gm.aspx
会場ではほとんどのブースが紅茶の「紅」または緑茶の「緑」の色にわかれ、一目でどのお茶の分類かがわかるようになっている。紅茶好き、緑茶好き、両方好きな人、誰もが思い思いの場所へさっと足を運べるところがうれしい仕掛けだ。
例年との違いは、今年から会員限定のイベントになったということ。なので、きっとこれまでのイベントに比べて、気持ち余裕を持って試飲と買い物を楽しめるんじゃないかと高をくくっていたが、それがあっさりと裏切られる形となった。さて、人の入りはどんなものだったのか?
変わらずの大盛況。多彩なお茶が所狭しと並ぶ
会場入り口で受付を済ませると、ウェルカムな看板とともに、お茶を入れるための買い物バッグを手に取ることができる。会場を回っていれば1,2個の購入では済まないこと請け合いなので、ここで必ずバッグを手に持とう。
写真を見てわかるとおり、ブースには人・人・人。グラン・マルシェは過去9年間で約100万人の入場者を動員していることから、その注目度の高さはどの地方でも折り紙付きと言える。ただ、人は多いけれど列を作っているというわけではない。基本的に皆、散りぢりに試飲を楽しんだりお茶をえらんだり、フードを食べたりと、並ぶ時間はほぼ皆無と言える。ので、人混みや長蛇の列に弱い人でも問題はないだろう。
すべてを紹介するのは大変なので、気になったブースやお茶を以下に紹介してみたい。
イベント会場でしか買えない「ココデシカ」
ルピシアは全国展開しているので、その地方でしか買えない限定のお茶が数多く存在する。それを目的にわざわざ買いに行くのは大変だけれど、このイベントではそれらをすべて手に取ることができる。まさに「ココデシカ」手に入らないから、このブースにはその名前が付けられている。
うちが好きでよく買うのは、岡山限定の「葡萄烏龍」というフレーバーティー。その名の通り、烏龍茶にぶどうの風味が付加されている香りが楽しいお茶だ。他にもハワイなど海外でしか買えない商品もここで手にすることができるので、レア感を求めてこのブースに訪れる人は多いと思う。
また、一般のブースでもイベント会場限定のお茶がさりげなく並ぶ。去年購入してすっかりとりこになってしまった「ファルファローネ」という紅茶は、なんと店舗にも売っていないレア中のレア紅茶。これをミルクティーにして飲むとかなり幸せな気持ちになれるので、会場に行く人はぜひ試飲してみて欲しい。
狙っていきたい「高い」お茶
グラン・マルシェの楽しみ方の一つとして、試飲の際に「あえて値段の高いお茶を飲む」というのがある。貧乏くさいと言われればそれまでだけど、普段試飲はおろか、買ってみないとわからない店舗がほとんどだと思うので、値段の高いお茶はどうしてもちゅうちょしてしまうこと請け合いだ。その点、このイベントではほぼすべてのお茶で試飲をしてくれている(しかもセルフサービスだ)ので、気兼ねなく、何杯でもお試しすることができるのだ。
僕は今回、「凍頂烏龍 特級(冬摘み)」というのがぐっときた。味に深みがあって、それでいてまろやかで。行ったこともないのに台湾の情景が目の前に浮かぶような、そんな印象を受けた。これら、普段は50gで1,800円くらいするのだが、グラン・マルシェではおおよそ10〜20%OFFで購入できるので、お財布にも少し優しい。普段挑戦できないお茶でも、ここでなら買ってみようという気になるかもしれない。
出張ヴィラ・ルピシア!ニセコの名店が軒を連ねる
忘れちゃいけないのがフードのブース。今年はルピシアがニセコに構えるレストラン「ヴィラ・ルピシア」が担当しているとのことで、期待せずにはいられない。ヴィラ・ルピシアは去年の夏に1度訪れたことがあって、ランチバイキングながらそのクオリティの高さに我が家は完全に打ちのめされていたわけで。奥さんの実家の家族も来ていたと言うことで、調子に乗っていろいろと頼んでみた。
北海道チキンのフリカッセ
クリーミーなシチューにチキンがゴロゴロと。そこにパンとクリームチーズと添えて。チキンがホロホロ、そしてクリームチーズが良い仕事をしていて、めちゃくちゃ美味しい。
白湯排骨うどん
がっつりスペアリブの乗った白湯のうどん。お義父さんが食べていたので味はわからないが、見た目でよだれが出そう。
ヤムウンセン(タイ風春雨サラダ)
食べてみてびっくり。いままで食べた春雨サラダで一番かもしれないおいしさ。タイ風のスパイシーな味付けが、横にご飯がないことを後悔させる。少し辛いはずなのに、6歳と4歳の娘たちがばくばく横取りしてきたので、一見地味に見えながらも特別な輝きを放っている一品と言えよう。
続いてデザート。
クレープ(紅茶/抹茶)
やや厚めのクレープ生地に、イチゴと生クリームが添えられた一品。紅茶味と抹茶味がある。長女のうかたんが紅茶味、奥さんが抹茶味をチョイス。奥さんが言うには「抹茶の味が良く利いていて、大変美味しい」と、ご満悦の表情。紅茶味のほうは、気がついたらなくなっていた(はやい)。
パルフェ(緑茶)
次女のきょーたんがチョイス。王道のパフェに抹茶のスポンジを添えて。これは僕の方に回ってきたので味の感想を述べると、大変上品なお味だった。お茶屋さんが作っているからか、抹茶の使い方が絶妙で、量は少ないけれど満足度が高い。
展示やショーなども
お茶の他にも、鋼の彫刻を展示していたり、ステージでのショーなんかも披露されていたりして、しばらく居てもまったく飽きない。これを見るためだけにここに…という感じではないけれど、ふと見てみたら何か楽しかったという心持ちでOK。個人的には彫刻がすてきでした。
まとめ
長文になってしまったが、以上が初日のレポートだ。初日、とあえて言っているのは、実は明日も予約しているため。正直なところ、2回も行ってどうするの?と言ったところだが、「あ、まだあれを見てなかった!?」とか、帰ってきてから思い出すもの。また、予約して指定された時間に会場へ行けばお土産をいただくこともできるので、行って損はないはず。。
とはいうものの、2日目のレポートは内容がだだかぶりになるはずなのでここには書かないが、もし面白いものを見つけたら追って更新したいと思う。まだ明日の予約を公式HPで受付中なので、興味がある方はぜひ予約して、会場に足を運んでみるとよいと思う。
2日目も行ってきた。内容は変わらなかったが、1日目にはやっていなかったタイムセールなどが行われていた。それと、ココニシカの地方限定のお茶がいくつか完売になっていたので、確実にゲットしたい場合は1日目、タイムセールなど狙いたい場合は2日目がよいかも?
そしてそして、来月から横浜、仙台、京都、岡山、福岡、大坂、名古屋、そして東京都、5月から11月にかけておのおのの会場でグラン・マルシェは開催されていく。今年は札幌がトップバッターだったので、これから各地で行きたいという方は当レポートを参考にしてみてください。
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