[東京グルメ]これぞ元祖!1760年から続く老舗の名店「玉ひで」で親子丼を食す

[東京グルメ]これぞ元祖!1760年から続く老舗の名店「玉ひで」で親子丼を食す

ふとお客さんから「日本で親子丼の元祖はどこか知ってるかい?」と言われて、そのお店を紹介頂いた。名前は「玉ひで」さんというらしい。

ということで、会社仲間と行ってみた。

絶品の親子丼、元祖の名前は伊達じゃなかった!

場所は東京人形町。

お昼に行ったのだけど、オーダーストップに近かったからか、少し待っただけで入ることが出来た。話を聞くと、ピーク時は行列が絶えないらしい。

テーブルに座ると、すぐに鶏ガラスープが運ばれてきた。飲んでみると、濃厚な鶏ガラの風味が口いっぱいに広がり、このお店がただ者ではないことを告げてくれた。

そうしてしばらくすると、お待ちかねの「元祖親子丼」がやってきた。

卵はトロトロ。鳥は軍鶏肉を使用しているとのことで、否が応でも期待が高まる。

一口食べてみると、軍鶏の味が舌にガツンと届く。「鳥ッ!」と言うような、さっきまで庭を駆け回っていましたと言わんばかりの「生きている味」がするのだ。

その後、卵と甘めの出汁が、ご飯と一緒に軍鶏肉を包み、贅沢な余韻とともにスルッと喉を通っていく。まあ贅沢。何なのこれは。

ということで、あっという間に平らげた。これでお値段は1,500円。決して安いとは言えないが、想い出に強く残る味となった。

夜は本格的な軍鶏鍋なども提供しているようなので、旅行や出張の際に利用してみてはいかがでしょう。いやあ、贅沢だった。


玉ひで 創業宝暦10年(1760) 御鷹匠仕事


玉ひで (たまひで) – 人形町/鳥料理 [食べログ]