[東京グルメ] 江東区東陽町の麻婆まぜそばは寒い冬にぴったりの濃辛麺だった「らぁ麺やまぐち辣式」
寒い冬には辛い食べ物。それにぴったりな麺が東京は東陽町にあった。
辛い麺は担々麺だけじゃなかった!
先日から担々麺ブームが来ている僕は、さらなる辛い麺を求めて東京をさまよっていた…。というのは冗談で、出張先のホテルの近くで夕飯を探していたら、評判の良さそうなお店を見つけたというわけで。それがこちら。
「らぁ麺やまぐち辣式(らつしき)」というラーメン屋さんだ。
ここのメニューは大きく2つあって、今回紹介する麻婆まぜそばと、関サバの魚醤を使った塩らぁめんだ。塩らぁめんもめちゃくちゃ気になったのだけど、やはりここは麻婆まぜそばを注文した。
ネットの評判を見たところ「パクチーをトッピングすると美味しい!」とあったので、それに習ってみた。11席しかないカウンターに座りしばらく待つ。
…来た!
赤が主体の麻婆まぜそばに緑のパクチーが彩りを添え、食欲をそそるビジュアルになっている。店員さんからは「よく混ぜてお召し上がりください」と言われたので、まずは麺と汁、具を混ぜ混ぜ。では早速いただこう。
濃いめの麻婆にパクチーが冴え渡る
一番しっくりくる味の表現は「本格中華のお店で食べる美味しい麻婆豆腐の”あん”が中太麺と見事にマッチ!」という感じだった。もちろん良い意味での表現のつもり。濃いめの麻婆(ひき肉、ネギ、ラー油、山椒)が旨味と辛味を麺と一緒に口に運んでくれる。
合わせたパクチーも大正解。中華な麻婆に東南アジアの風が吹き、このまぜそばの味わいをより深いものにしてくれる。
そして、一緒に入った角切りチャーシューも素晴らしい。サイコロキャラメルくらいの大きさに切られたそのチャーシューは、脂がトロトロで、これだけでご飯が何杯もいけちゃう旨さだった(実際300円でとろ豚丼というメニューもあり、塩らぁめんとのセットを頼んでいる人が多かった)。
東京もなんやかんやいって冬の寒さが身にしみる。そんな夜にぴったりなこの一品。あっという間に平らげてしまった。
だが、しかし、やはり忘れてはならないのがライスの存在。残った汁にこれを投入すれば、強くてニューゲームの開始だ。しかも今回はセットメニューに温泉卵も付いており、それを乗せれば最強装備のご飯が完成した。
ラー油、山椒の辛味が温泉卵の黄身によってまろやかになり、旨味と調和していく。気付けば丼は空になっていた。
お店は大きな通りから少し狭い路地に入ったところにあるので、地図を頼りに行かないとわかりにくいかもしれない。それでも、僕が入った時間は20時過ぎだったにもかかわらずほぼ満席である店内からして、人気の高さがうかがえた。
後で知ったのだけど、どうやら本店は高田馬場にあるようで、なんとあのミシュランガイドに掲載されたんだとか。その2号店がここのお店で、去年オープンしたばかりだったよう。そりゃー美味しいはずですな。
ああ、次は塩らぁめんを食べてみたい…。
※食べログより店舗情報
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