[ニセコグルメ] お茶でお馴染みルピシアの直営レストランに行ってみた。最高の一言です

[ニセコグルメ] お茶でお馴染みルピシアの直営レストランに行ってみた。最高の一言です

ずっと気になっていた、ニセコにあるルピシアのレストラン「ヴィラ ルピシア」に先日行ってきたのでレポートします。めっちゃ良かった。

お茶でお馴染み「ルピシア」の直営レストランがニセコにある

当ブログではよくルピシアを取り上げているのだけど、

https://www.daikori.net/archives/1863

https://www.daikori.net/archives/2296

お茶(特に紅茶)を嗜むようになると必ず通る道であろうルピシアは、幅広い茶種と店舗の数で、多くの愛好家から愛されているお店だ。そんなルピシアが、直営レストランを日本で唯一、北海道はニセコで運営している。

会報誌なんかでたまに紹介されるのだけど、その魅力的な料理や、焼きたてパンの写真が載っていて、奥さんと「いつかは行ってみたいよねえ」と話していたのだった。そしてこのたび、その機会が訪れたと言わんばかりに、ニセコまで車を走らせた次第。はてさて、どんな感じなんだろうか。

札幌から車で2時間半。ニセコならではのおしゃれレストラン

札幌から小樽に向かって、次に毛無峠を通って南下。そこからしばらくするとニセコに到着する。ルピシアのレストランは、ニセコの中心街から少し奥の方に位置している。


▲この看板が目印

公式HPはこちら。

http://villa.lupicia.co.jp

この地域ならではのおしゃれな外観で、建物を眺めるだけで気分が上がってくる。さっそく入ってみよう。


▲立て看板

店内は木造の風合いを生かした内装で、自然と調和した雰囲気を醸し出している。レストランでありながら、避暑地の別荘のようでもある。


▲別荘のよう

レストランは昼の部と夜の部があって、昼はランチ営業となっている。サラダ・前菜、ルピシアのお茶、デザートがビュッフェ形式で楽しめることに加え、メインディッシュを魚料理・肉料理の2つから1つ選べる。夜はレストラン営業で予約が必要となるので、恐らくもう少し格式高くなるのだと思う。

で、ランチを食べてみた感想は一言、「旨いものしかない」であった。

ビュッフェが充実しすぎている件

メインディッシュを待っている間、各種ビュッフェを楽しむことが出来る。そのどれもがレベル激高で焦っちゃう。


▲こんな感じで好きなサラダ・前菜を取れる


▲ヴィラ・ルピシアで製造している調味料(これはルピシアの店舗で買える)を試すことが出来る。これが旨い

一つ一つ、実に手が込んでいて、どれもずっと食べていられそう。味付けはどちらかと言えば薄味で、それでいて素材の味がしっかりと楽しめるようになっていた。やはり土地柄というか、納得の調理方針だ。


▲サラダやキノコのマリネを盛り合わせてみた。どれも美味しいの。


▲地元で取れたミニトマト(めっちゃ甘い)やサラダにパンを添えて。手前の冷製コーンスープがこれまた恐ろしく旨い。娘がずっと飲んでいた。



▲お茶は当然のように飲み放題。ルピシアで売られているものだから、その味は折り紙付き

また、デザートも数種類あって、これらもまたレベルが高い。僕らは食後に食べたのだけど、お腹いっぱいでありながら3個も4個も食べられちゃう。冷静に考えれば、ここのお茶とデザートだけでも商売成り立ちそうだよなあ。


▲ちょっと良い写真がなかったのだけど、抹茶のプリンとかぼちゃのプリン。上品な甘さがうれしい

そしてお待ちかね。メインディッシュの登場だ。

単品でも元が取れそうな豪華な二品

ビュッフェを食べてすでに大満足な僕たちに、さらにメインディッシュがおそってきた。これがまた美味しいったらなくて、これだけでも元が取れたような気がしてならなかった。

魚料理はマグロ

料理の名前は「カジキマグロのカラスミパン粉焼き〜平蟹のトマトソースと温野菜を添えて〜」で、もう名前からして勝利が約束されているような一品だ。百聞は一見にしかず。それがこちら。


▲約束された勝利な魚料理

口にしてみると、カジキマグロがとてもジューシーで、これはカラスミが役割の一端を担っていそう。加えて、平蟹のトマトソースが料理にいっそう奥深い風味を与えていて、不躾だけどここに白いご飯があったら何杯でもおかわりしてしまいそうなくらい食欲が進んでしまう。こういう魚料理は久しく食べていないので、ちょっと衝撃を受けてしまった。

肉料理は北海道産豚肩ロースのローストだ!

そして肉料理。「北海道産豚肩ロースのロースト〜キノコと栗のフリカッセ添え〜」である。秋が豚肉とともにやってきた。


▲秋がいっしょにいるからね

これも先述のカジキマグロ同様に、ご飯がめちゃくちゃ進みそうな一品。豚肉のジューシーさは言わずもがな、添えられたソース(これがフリカッセ)がとてもいい。バターの風味が効いていて、生クリームがキノコ、栗らを豚肉と巧くまとめ上げてくれている。ワインやブイヨンの味わいが舌の奥で感じられ、さしずめ高級フレンチを食べているように思えてきた。これがビュッフェ付きで2,800円と思うと…うーん、侮れない。


▲でもお箸でいただいちゃう

ニセコに行ったら一度は訪れてみたい

ということで、念願だったルピシアのレストランは、結果大正解であった。ランチで2,800円(子供は1,400円)は、値段としてはちょっとお高めだし、気軽に行けるものではないけれど、満足度はお値段以上であるので、北海道にいる人であれば一度は行っておいて欲しい名店だと感じた。

残念ながら、10月23日を最後に、12月9日までは長い定休日を取っており、次回楽しめるチャンスは今日(10月22日)か12月10日となっている。僕らが行ったのは10月頭で、本当はもっと早くブログに書ければ良かったのだけど…、これを見て行ってみようと思った方は後悔しないと思いますです。はい。