モンスターペアレントについてもう少し考えてみる

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今日、こんなニュースを見つけました。

livedoor ニュース – “モンスターペアレント”が会社までやって来た!!

モンスターペアレントの存在が確認され始めたのは、90年代後半から。わが子が通う学校に理不尽な要求をするバカ親のことだ。当時、小・中学生だった「わが子」も社会人に。モンスターペアレントは、いよいよ会社を“標的”にし始めた。人事部は対応に手を焼いているらしい。

以前取り上げたことがありましたが、どうやら最近は会社にまで口を挟んでくるようになったようです。もうここまで来るとちょっとした笑い話にも思えてきますが、実際に確認されているというから凄いものです。また、ただ言うだけに留まらず、子供の業績を伸ばすためにこんなことをする親も。

「入社したばかりの息子のノルマが『きつすぎる』と母親が乗り込んできたのですが、上司は『変える気はない』と突っぱねた。そうしたら、その母親、ナント息子の営業に同行しだしたのです。もともと“生保レディー”だったらしく、その時代の人脈を、せっせと息子に紹介して回っているらしい」

これだと、顔は広がるかもしれませんが、母親が同行を止めたら、この息子は一人で営業出来るのでしょうか?結局息子のためになっていないように思えます。

ただ、会社は会社でサービス残業とかをまかり通しているところが多い故、太刀打ち出来ない(裁判になったら勝てない)というのが現状らしいです。これだとこの現象がさらに加速してもおかしくありませんね。

何故、こうした親が増えてしまった(顕著化した)のかを探ってみると、毎度お馴染みWikipediaさんにこのように書いてありました。

「モンスターペアレント」という語が登場する以前からこうした問題を「親のイチャモン」として研究してきた大阪大学大学院教授である小野田正利によると、こうした保護者が目立って増え始めたのは1990年代後半からであるとされる(中略)。この時期に子供が学齢期を迎えた人々の多くは1970年代後半から1980年代前半の校内暴力時代を経験しているので元来教師への敬意を持っておらず、さらに教職の人気が低かったバブル期に社会に出たために教師をバカにしている、というのが小野田の解釈である。

何でも自分の主張がまかり通る、いや、"まかり通させる"バブル時代に居たからこそ、こうした行動をしても何とも思わないのかもしれませんね。

ただ、一つ言えるのは、これらはおそらく子供のことを思って行動に出たのだろうということ。しかし、もう少し冷静に考えればこんなことをしても子供のためにはならないと気づいてほしいなあと思う次第です。この話題は、自分がいつか親になったら、もう一度見直したいですね。

今日のぐっと来たニュース

今日はお休みします。

近況

PCで見ている方は気づかれていると思いますが、文章中のデザインを少しだけ変えました。「■」も取って見たのですが、携帯だと若干見にくくなっているかもしれませんが、ご了承ください。

それではまたー。