kotobank ~ 新しい百科事典サービス始まる
ネット上での百科事典として、欠かすことの出来なくなったWikipedia。何か知りたい情報があれば、ここで調べるとたいてい載っています。しかし、このWikipediaの最大の特徴であり、かつウィークポイントでもあるのが「誰でも編集できる」ということ。つまり、正確な記述を心がける人たちが集まって書かれていれば良いのですが、悪意のある人が誤った情報を書き込んだり、正確な情報を得ないまま記事を載せて、それに誰も気づかなかったりする場合もちらほらと見受けられるわけです。でも、それでいたって百科事典は面白い。だから皆が利用するわけです。
そんな百科事典界(なんてあるかはわかりませんが)に新しい風が加わったようです。
朝日、講談社、小学館が無料辞書サイト「確かな情報のみ掲載」(INTERNET Watch)
朝日新聞社、朝日新聞出版、講談社、小学館、ECナビの5社は、用語解説サイト「kotobank(コトバンク)」を開設した。「デジタル大辞泉」や「知恵蔵2009」など44辞書、約43万語の用語解説を無料で検索・閲覧できる。用語解説に関連するキーワードやニュース、Web検索結果なども閲覧可能だ。
ということで、上記5社が仕掛けるのは、これまで紙媒体で提供してきた各種辞書をWeb上で無料公開して、広く百科事典として使ってもらおうというものです。
【kotobank】時事問題、ニュースもわかるネット百科事典コトバンク
例えば最近配布が始まった定額給付金について調べると、
と、こんな感じで、出版社によって蓄えられた各書の情報を検索し、表示してくれます。これは便利っぽいです。
ほかにも気になる言葉が43万語収録されるとのことですので、正確な情報を手に入れたい人はこのサイトを利用してみるのもいいかもしれません。
ちなみに、個人的には雑多な情報も幅広く網羅されているWikipediaのほうが性に合っているかなー…なんて思ったりしています。てへ。
今日のぐっと来たニュース
デザイン模倣車がずらり 上海モーターショーで – 47NEWS(よんななニュース)
【上海21日共同】20日開幕した上海モーターショーで、マツダや英ロールスロイスのデザインを模倣したとみられる中国メーカーの乗用車が複数展示されている。中国市場に世界的な関心が高まり、多数の外国記者が会場で取材している中、知的財産権保護の意識の希薄さがあらためて浮き彫りになった形だ。
リンク先を見たらわかりますが、笑っちゃうほど似た車が勢ぞろいしたそうです。これも文化と言われれば文化なんでしょうかね。
近況
もう木曜日!時間が経つのがあっという間な感じで忙しいです。。
それではまたー。
-
前の記事
生キャラメルは家でも作れた 2009.04.22
-
次の記事
久しぶりに日をまたいだ 2009.04.24
コメントを書く