[ディズニー] POWER OF PRINCESS ディズニープリンセスとアナと雪の女王展を札幌芸術の森美術館で観てきた

[ディズニー] POWER OF PRINCESS ディズニープリンセスとアナと雪の女王展を札幌芸術の森美術館で観てきた

札幌の芸術の森美術館で今開催している、POWER OF PRINCESS ディズニープリンセスとアナと雪の女王展を観てきた。古いものから最近のものまで、ディズニー所蔵の貴重なアイテムの数々と、プリンセス関連の作品の解説がきれいにまとめられており、家族みんなで楽しめた。詳細は続きより。

プリンセスに的を絞ったディズニー展


「POWER OF PRINCESS ディズニープリンセスとアナと雪の女王展」は、東京、大阪、名古屋と主要な各都市で開催してきた展覧会。それが札幌では、2016年10月26日から2017年1月15日まで、札幌芸術の森美術館で開催している。

http://www.disney.co.jp/eventlive/powerofprincess.html

ディズニー、そしてプリンセスと聞けば、娘二人にはうってつけのイベントと思い、休日に足を運んでみた。


▲芸術の森美術館の入り口

美術館に入るとまず出迎えてくれるのは、アナと雪の女王でお馴染み、アナとエルサの等身大人形だ。この展覧会で唯一、カメラ撮影OKなので、帰りに娘たちと一緒にパチリと写真を撮った。


▲撮影OK

ということで、これ以上は撮影禁止。まあ当然っちゃあ当然なので、以下レポートでお楽しみください。

この展覧会はプリンセスに的を絞ったもので、例えば不思議の国のアリスや、ミッキー・ミニー両氏のたぐいは出てこない。白雪姫から始まり、シンデレラ、オーロラ姫(眠れる森の)、アリエル(マーメイド)、ジャスミン(アラジン)、ベル(野獣の)、そしてラプンツェル(塔の)、である(あと、アナとエルサ)。彼女らを軸とした映画の紹介、裏話などのパネル展示、スタッフや声優さんたちのビデオコメンタリーなどはもちろんのこと、ディズニーアーカイブスというグループが所蔵している、歴史あるディズニーグッズ、アイテムの数々が丁寧に展示されている。白雪姫やシンデレラに至っては、1930年代や50年代の代物なので、骨董品のそれに近い印象だ。

個人的に面白いと感じたのは、ディズニー初期のアニメーターが取っていた作画の手法。知っている人も多いかと思うが、まず実際の女優さんにカメラの前で衣装を着て演技をしてもらい、それを撮影する。そして、その撮影した映像を元に、アニメに書き直していくという流れを取っていた、とのことだ。ディズニーのアニメと言えば、セル画(手書き)にも関わらず、動きが実になめらかでリアルだと感じる人は多いと思う。その秘密は、実写を元にしているから、という至極単純で、とても面倒くさい方法だったというわけだ。言われて納得、でも感銘を受けてしまった。各映画にかける情熱、半端ない。

作品を絞っているおかげで中だるみもなく、展示をゆっくり眺めて回ったとしても、30分〜1時間弱くらいの時間ですべてを楽しむことが出来るのがうれしい。「ちょうどよいボリューム」と感じた。

展示スペースを出ると、会場限定の物販コーナーがあり、ここでしか買えないグッズなどが盛りだくさん。ここで買い物をしているお客さんが結構いて、僕らのそのうちの1グループだった(笑)

そして最後にとっておきの展示がある。アナと雪の女王のプロジェクションマッピングだ。

エルサのレット・イット・ゴー

教室の半分くらいのスペースに、20人くらいが入り、部屋を閉め切った中でエルサのレット・イット・ゴーの上映が始まる。


▲これの他言語版

これが、実に見応えがあった。ネタバレとなるので詳細は避けるが、エルサが放つ雪の結晶がプロジェクションマッピングにより部屋一杯に広がり、それから氷の城が出来るまでに、様々な特殊効果で目と耳を楽しませてくれる。だいたい5分くらいの上映時間なのだが、見ている人のほとんどから「ほぉ…」と感嘆の声が上がり、僕らのも「すごくきれいだったね!」と、出てからキャッキャしていた。これは、お家では絶対楽しめない体験だと思うので、興味がある人は美術館まで来て観てみて欲しい。

まとめ

この展示会、家族連れやカップルなんかにおすすめ出来そう。もちろん、ディズニー好きであれば老若男女問わずに楽しめると思うので、ぜひ足を運んでみて。札幌芸術の森美術館は、南区の外れにあるのでちょっと遠いが、9時45分から開場しているので、朝から行動できればさほど苦にはならないだろう。おすすめです。