[札幌グルメ] ブタキングであえてマシマシせず美味しく味わった!札幌二郎インスパイア系の筆頭格
少し前に、札幌の環状通で気になっていたラーメン屋さん「ブタキング」に行くことが出来たので、感想をお伝えしたい。たぶん、車で通りかかったらみんな気になっていたんじゃなかろーか。
札幌における二郎インスパイア系の筆頭格
ブタキングは、東苗穂にほど近い環状通に面したラーメン屋さん。いわゆる「ラーメン二郎」を模した「二郎インスパイア系」と呼ばれるタイプのお店になる。あの野菜マシマシ、ニンニクマシマシなボリューム満点ラーメンです。
休日なんかに車で前を通ると、時に行列が出来ていたりするので、「ははぁ、人気があるんだなあ」と眺めては気になっていたりしてた。ただ、ラーメン二郎やインスパイア系は、味が結構バラバラでムラがあり、必ずしも「美味しいと言えるものではない」お店も多く。。あのボリュームが、見た目が、「二郎という料理」を表現していて、それを楽しみに行っているんだ…と、上級者は語っている(妄想
ただ、ブタキングは結構美味しいよ、と風の噂で聞いていた。そして今回、偶然にも行く機会に恵まれたので、訪れてみた。
メニューは3種類(味は同じ)
狭い店内に入ると、まず右手の食券機で食券を購入する。メニューは3種類で、
- ラーメン
- 豚ラーメン
- 豚Wラーメン
となっている。そしてこれらにそれぞれ大盛りが用意される。
「豚」が付くと、チャーシューの量がどんどん増える。ラーメンが1枚に対して、豚ラーメンが3枚、豚Wラーメンが5枚となる。しかもこの1枚が超厚切り(1cm強)なので、もうこれだけで立派なおかずだ。
僕はブタキングが初めてだったので、真ん中の「豚ラーメン」を購入。二郎と言えばこの後のトッピングだが、奇をてらわず行こうと思い、何もマシたりマシマシしたりしなかった。(なお、他のお客さんは当たり前のようにマシマシしてた。つよい(確信))
豚!ラーメン!
しばらくしてやってきたのがこちら。
何もしなくてもこのボリュームである。わかりにくいと思うけど、豚チャーシューの中に野菜(キャベツともやし)がどっさり乗せられ、その上に背脂、そして刻みニンニクが乗っかっている。当然、麺は全く見えないが、この下にコシの強い極太麺が潜んでいるのは言うまでもない。
ブタキングのスープは他では珍しい味噌なので、いわゆる札幌ラーメンの分類になるのだろうか。さっそくスープを一口飲んでみる。おっ、これこれ。言い方は悪いかもしれないけれど、普通に札幌ラーメンの美味しい味噌スープ。二郎じゃなかったら、これをお昼にずずーっと食べたい味わいである。適度にコクもあって、うまい。
それとチャーシュー。これもしっかりタレで煮込まれていることがよくわかる味で、これまた変な表現だけど、ご飯にのせて食べたら最高な濃いめの味付け、そしてほろほろ加減。めっちゃうまい。
あとは野菜とニンニクと背脂と。極太麺と一緒に食べればラーメン二郎インスパイアになるから不思議。満足感が二次曲線を描いて上昇していく。それと、このお店ならではというべきか、テーブルコショーの他に「特製スパイス」みたいなものがあって、まるでカレーにかけるような、辛さを増すための調味料があったのが面白かった。これをかけると確かに辛くなるのだけど、少しだけスパイスの旨味も加わって、ボリューム満点の二郎ラーメンにありがちな「後半きつい…」にうまくアクセントを加えてくれる。おかげで最後まで食べきることが出来た。おいしかったー。
まとめ
僕は語れるほどラーメン二郎に行ったこともなければ、こういった大食い系を好んで食べるわけでもないのだけど、ここブタキングのラーメンは、不思議と「また食べに来たいな」と思わせてくれるような、ちゃんとした(失礼)ラーメンだった。ボリュームがあるので女性は敬遠しがちだけど、実は女性客にも人気があるのだそう。現に、僕の後に入店してきた女性は、僕よりマシマシしていて、しっかり完食していた。チャレンジするのは勇気がいると思うけど、そんなときはまず無難に「ラーメン」から試すのも良さそう。当然、マシマシしなくても「少なく」してもらえばよいのだし。
余談だけど、帰って奥さんにブタキングに行ったことを話したら、「この豚野郎!」と罵られたのはここだけの話ダヨ。
※食べログから店舗情報
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