[裏ワザ] 自分だけのオンラインストレージを半額で購入する方法とは

[裏ワザ] 自分だけのオンラインストレージを半額で購入する方法とは

スマホを始め、デジタル機器は便利な反面、写真や音楽、動画を詰め込みすぎると、あっという間にストレージの容量が足りなくなってしまう。そこで便利なのがDropboxなどに代表されるオンラインストレージだが、容量が増えるとそれなりにお金がかかってしまう。

ということで、自分だけのオンラインストレージを「ほぼ半額」で手に入れる方法を書いてみたいと思う。あ、ちなみに自己責任でお願いします。

自分だけのオンラインストレージとは?

オンラインストレージと言えば、普通はDropboxGoogleDriveOneDriveなどが上げられる。無料でも5GB〜15GBまで使えるけど、本格的に使うとなれば1TBは欲しい。だけど、、

  • Dropbox → 月額1,200円
  • GoogleDrive → 月額$9.99
  • OneDrive → 月額1,274円(Office365を含む)

と、およそ1,000円コースだ。年額だと約15,000円と、毎年払う金額と考えると、悩んでしまう。

ここで登場するのが、Western Digital社の「WD Cloud」だ。

http://www.wdc.com/jp/products/products.aspx?id=1530


▲購入した「WD Cloud」。名前がちょっと違うのは海外版のため

いわゆる「NAS」と呼ばれる、ネットワーク上に設置するストレージ。簡単操作でPC、スマホから利用でき、バックアップも当たり前。外出先からでも難しい設定なしにアクセス出来るという、イマドキなアイテムだ。使用レビューやメディアの紹介は以下を見て欲しい。

http://azby.fmworld.net/gpp/cs/article/847117/

http://ascii.jp/elem/000/001/039/1039450/

僕は4TBを買ったのだけど、特に、スマホの写真・動画を自動でバックアップしてくれる機能が気に入った。おかげで、64GBをほぼ使い切っていたiPhoneの容量を約半分にすることが出来た。

気になるお値段は

さて、このWD Cloud。気になるお値段をAmazonで見てみると、

なんと、2TBで17,671円(2016年8月現在)となっている。これだけでも、先に書いたオンラインストレージの価格に対して、1年ちょっとでペイできる計算になる。あれ、この時点でお得??

ところが、これをさらに「2倍」の容量で、さらに上記より「安く」手に入れる方法がある!

輸入しちゃう!

ずばり、自分で輸入しちゃうのだ。「えっ?」と思うかもしれない。確かに、個人輸入となると、購入のハードルが一気に上がることこの上ない。しかし、ここでも頼れるのがAmazon。それも日本のでは無くてアメリカのAmazonで買っちゃうのだ。

Amazon.com

Amazon.comは本家本元アメリカのAmazonサイト。実はここ、アカウントさえ作ってしまえば、日本にいても商品が買えちゃうのだ。

Amazon.com

送料とか関税とか?はAmazonが全部やってくれるので、いつものようにポチってややしばらく待てば(海を越えるからね)、商品が自宅に届いちゃう。なにそれすごい。

ということで、先ほどのWD Cloud(4TB)をAmazon.comで見てみると、、

http://www.amazon.com/Cloud-Personal-Network-Attached-Storage/dp/B00EVVGAD0/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1472567914&sr=8-2&keywords=wd%2Bcloud

2016年8月現在で、$152.99。日本円に直すとおよそ15,700円!!さっきの2TBのを日本で買うのよりも2,000円安い計算になる。容量2倍で価格は安い…つまり、半額で買えていると言って差し支えは無いと思う。

ただ、カラクリを明かすと、実際は送料や関税がどうしても3,000円近くかかってしまうので、結果としてちょっと高くなってしまうのだが、それでもお値頃感はあると思う。これを利用して、たとえば容量を増やすのではなく、ミラーリング機能(2つストレージを積んでいて片方がダメになってももう片方で復帰できる)を持つWD Cloud Mirrorなんかもおすすめだ。

で、どう買うの?

僕はここのサイトを見て購入した。

http://www.j-love.info/amazonnew/amazoncom001.htm

ポイントは、

  • 日本と同じくいくつかのショップが商品を出店しているが、基本はAmazonが販売しているものを選ぶ
  • 到着が早いものを選べば選ぶほど送料が高くなるので、なるべく押さえたいなら気長に待つ覚悟で送料が安い方を選ぶ
  • 住所入力が一番悩みどころだけど、臆せずローマ字で入力する

くらい。サイトに沿ってやっていけば、英語が詳しくなくてもちゃんと買えると思う。

そもそもなぜ半額で買えるのか?

このWD Cloudもそうなのだけど、この手のデジタル製品は、まずはアメリカで販売されて、しばらくすると日本に入ってくるというパターンが多い。このWD Cloudは、向こうではすでに「枯れた」製品なので、日本で購入するよりも値頃感があるのだ。

つまり、他の商品も、探してみれば結構半額に近い値段で売っている場合がある。繰り返しになるが、個人輸入と言っても、Amazon.comを使えば手軽に海外の商品を安く購入することが出来ちゃったりするわけだ。

ただし、注意する点も…

しかし、すべてがメリットとなるわけではない。例えば無線LANに接続できる機器などは、日本の電波法に対応していない(いわゆる技適を通過していない)ものも多く、それらを購入して日本で使用すると、最悪罰せられる怖れもある。

他にも、日本での使用を想定していない商品はたくさんあると思うので、購入する前にはしっかりとネットなどで調査することをおすすめする。

まとめ

実は1ヶ月前くらいに購入してから今まで使っているのだけど、大変便利に使っている。ネットワーク上にあるので、iPhoneや端子の少ないMacBookなどで、容量を気にせず写真などを扱うことが出来、不安が一気に解消された。

もちろん、僕の買ったWD Cloudは1つのストレージしかないので、これ自体のバックアップについては別途考える必要がある。が、信頼性の高いハードディスクが使われていると聞いているので、そこまで不安視はしていない。今後、面白い使い方などあれば、ここで紹介していこうと思う。

買い方などでわからないことがあれば、コメント欄なんかに気軽に質問ください。

でもやっぱり不安だから日本で買うって人はこちら