[出張ハック] スーツについた焼肉の臭いをホテルで取る方法

[出張ハック] スーツについた焼肉の臭いをホテルで取る方法

出張中、同僚のお誘いなんかで焼肉に行ったりする。最近はお店側で対策がされてはいるものの、どうしてもスーツに臭いが付いてしまう。さて、次の日。このスーツを着て、果たして迷惑がかからないだろうか?今回はその対策について。

出張中は勝手がいかない


photo credit: Steak via photopin (license)
焼肉を終えてホテルに帰る。浴衣に着替えて、スーツをハンガーにかける時「うっ」となる。そう、スーツから放たれる焼肉臭が鼻をつくわけだ。

これが自宅であれば、脱臭スプレー(ファブリーズとか)をするとか、いっそのことクリーニングに出して、別のスーツを着るとか対応ができる。しかし、今は出張中。脱臭スプレーもなければ、スーツは大抵1着しか持ってきていない。カネにモノを言わせれば、どちらも買うことはできるかもしれないが、スーツは論外として、脱臭スプレーもまあまあいい値段がする。持って帰るのもかさばるし、使い切るなんてもってのほかだ。

さて、こんな時どうしたらいいか。

ホテルでスーツの臭いを取る方法


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結論から言うと、お風呂を使えばいい。と言っても、お風呂でスーツを洗うわけではない。ただ、お風呂でハンガーにかけておけばいいのだ。

方法は次の通り。

  1. お風呂にお湯を張る(お湯の温度は熱いほどいい)
  2. カーテンのレールなどにハンガーでスーツをかける
  3. 換気扇を止めて、1〜2時間ほど放置
  4. お湯を抜いて、スーツを「パンパン」と軽く叩く
  5. 換気扇を付けて、そのまま朝まで干しておく

これは、水蒸気の力を使って臭いを取るというテクニックだ。

1で浴室に出来るだけ水蒸気を発生させ、スーツに水蒸気を浸透させる。すると、衣類に染み付いた臭いが、水蒸気によって浮き出る。これを、4で外に叩き出し、後は換気扇に吸い取ってもらう。そんな寸法だ。

こうすることで、翌朝にはおおよその臭いは取れているはず。無臭、とまではいかないものの、周りに迷惑がかからない程度にはなっている。これで残りの出張期間を乗り越えられるだろう。

ただ、1点注意がある。ハンガーや、それをかける場所の強度は、確かめておいたほうが良い。ここがしっかりしていないと、ハンガーからスーツがスルリと落ちて、そのままお湯にドボン…なんて、笑えない冗談だ。気をつけよう。

まとめ

焼肉のほかにも、鉄板焼きやお好み焼きなど、脂が跳ねがちな料理はたくさんある。そういうお店に行かなくてはならなくなった時に、ぜひ活用してみてほしい。

社会人たるもの、身だしなみは大事にしましょう。