[ラノベ] RAILWARS ! を読んでたら時間が潰れすぎてブログやらなんやら手がつかなかった話
しばらくブログの更新が出来ていなかったのだけど、理由は「RAILWARS !」というラノベを読んでいたから。これが結構面白かったのでご紹介。
もしJRが国鉄のままだったら?
買ったのはこちら。
僕はKindle版を購入。今は終わってしまったけど、まとめ買いがキャンペーンで50%OFFだったのと、少し前にアニメ化していたのを観ていたので、原作が気になって買ってみた。これで時間が潰せればと思っていたところ、11巻もあるので1週間近く読書していた。
ストーリーは、「もしJRが国鉄のままだったら?」というIFをテーマに、鉄道公安隊の活躍を描く物語。そこに学生OJTとして入ってきた高山直人を中心に、銃撃が得意な桜井あおい、驚異の記憶力を持つ小海はるか、筋肉一筋の岩泉翔の4人が、飯田班長が率いる第四警戒班、略してけーよんとして、爆破事件からテロまでチームワークで乗り越え、解決していく。そんな作品。
ラノベなので、多少の無茶あり(高校生が銃をぶっ放す、要人警護を担当する等)、ラブコメありと、その手のものが好きな人にはニヤニヤしちゃうような作風なのだけど、扱っている題材が鉄道だけに、その描写については折り紙付き。作者である豊田巧さんが大の鉄道ファンであるのは当然として、挿絵担当のバーニア600さんも鉄道好きということで、説明から挿絵からと、とにかく鉄道に対するこだわりが半端ない。僕は鉄道については詳しくないのだけど、この作品を読んでいると「電車乗りたいなー」と思えてくる。
また、国鉄だったら、というIFなので、民営化を推進するあまりテロリストになってしまったRJという団体(JRの逆さ文字なのがなかなか)がいたり、いつ実用化するか「?」なリニアモーターカーが出てきてそれがジャックされたりと、発想に富んだ展開がなされる。
主人公の高山くんは、他の隊員に比べて特筆する能力はないのだけど、みんなをまとめ上げるリーダーシップが優れていて、信頼感も厚い。ので、出てくる女性たちに徐々に好意を寄せられる…のも、まあお約束というべきか。高山爆発しろ!ラブがコメっているほどニヤニヤ出来るので、僕としては楽しく読めた。
既刊12巻でまだまだ続いているのだけど、なぜかKindle版が11巻止まりで歯がゆいところ(12巻は2015年12月に文庫版で発売済み)。今から紙の本に切り替えることは難しいので、気長に待つことにしたい。
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