[東京登山] 高尾山へアタック?!着の身着のまま登山してみた(東京都八王子市高尾山)

[東京登山] 高尾山へアタック?!着の身着のまま登山してみた(東京都八王子市高尾山)

こないだの休み、高尾山に登ってみた。北海道から高尾山にわざわざ観光に来る人はいないだろうから、ある意味で貴重な経験と言えるだろう。(そうでもない?)

高さ599mのリーズナブルな山

「人はなぜ山に登るのか?そこに山があるからだ。」この真実を確かめるため(うそ)、仕事で出張に来ている身でありながら、東京は八王子市にある高尾山に登ることにした。もちろん、会社の後輩も道連れだ。

新宿駅に朝8時。僕は後輩2人と待ち合わせた。仕事でもなんでもない休日に、こんなに早く行動したのは久しぶりだ。ここから京王線に乗って高尾山まで向かう。これから山に登るというのに、都内から電車で1本で行けるのだから、都会の便利さは計り知れない。

9時半、高尾山口駅に到着。

駅前にはいかにも登山慣れしているといった面々が、山に向かって笑顔を見せていた。いやが応にも気合が入る。しかし、僕らは登山初心者。服装は近くのコンビニに行くような格好であり、若干の不安もつきまとう。「山を舐めているのか?」そう周りから聞こえてきそうだ。

高尾山の標高は599m。数値上で言えば、はっきり言って大したことはないのだけれど、登山の感覚がない僕らは、これがどれくらいの高さなのかというのがイメージ出来ないでいた。はたして、無事に頂上までたどり着くことができるのだろうか?

高尾山は麓から山の中腹までケーブルカーが通っている。それを使って行くことも出来たのだけど、それでは登山をしに来た意味が薄れるということで、すべて自分たちの足で登ることにした。この山は幾つかのルートに分かれているが、僕らはまず、1番オーソドックスなコースである1号路を登り始めた。

この1号路、実は山頂まで全面舗装がされている。

登山なのに舗装?と思うかもしれないが、大丈夫。僕もそう思った。正直言って、歩く分においては全く問題はなかった。始めのうちは、僕らより軽装と思われる人たちをみて「あの人たち、山を舐めきってますよ…」と勝手に憤っていた。だが、登っていくうちに犬を散歩する人、家から出たまんまの格好で降りてくる人、上げ底の靴で登る女性…などなど、近所の公園に行くかのごとくな人々が散見された。意を決して登り始めた僕らは、最初抱いていた登山隊という気持ちが、だんだんと散歩をしにきた気分になっていた。最初の登山慣れした人たちは何だったんだ…?

山の中腹まで来たところで、ルートがいくつかに分かれた。このまま1号路を登り続けることも出来たけれど、さすがにこれだと本当に散歩に来ただけになってしまうので、あえて、少し高度な道へとそれることにした。

4号路と呼ばれるそのコースは、途中、吊り橋があるとパンフレットには書いてあった。どんな吊り橋だろうか。インディージョーンズよろしく、足を踏み外したりはしないだろうか。そんな妄想を抱きながら、僕らは林の中へと進んで行った。

先ほどの1号路とは違って、舗装は全くされていない。細い山道と、急な傾斜に作られた登りにくい手作りの階段が主な足場だ。

しかし、舗装された道に比べたら登りにくいことは確かだが、だからと言って息が切れたり手を使って登ったりするといったことはない。どうした高尾山。


吊り橋もしっかりしていた。谷底に人食いワニがいることもなかった。

麓から登り続けること約2時間。僕らは山頂に到着した。時刻は11:20、まだ昼前だ。

山頂はちょっとした広場になっており、多くの登山客が腰を下ろしてお茶を飲んだりちょっとした軽食を食べていたりした。中には半袖の子供たちがはしゃいでいたりして、ここが山の頂上だということを忘れさせてくれる。いや、忘れさせないで。

遠くを見ると富士山が見えた。

天気はやや曇りだったので、富士山はうっすらと確認できる程度であったが、空気が澄んでいたらもっと綺麗に見えたことだろう。

僕らはそこでおそば(有名らしい)とおでんを食べ、そして記念写真を撮った。予想以上に、頂上までの道のりはあっさりしていたけれど、普段体を動かしていない僕らにはちょうど良いレクリエーションだった。体力も残っているせいか、みんなの顔には余裕がある。その後、長居しても仕方がないので、1号路を通って下山した。途中、団子とチーズタルトを買って食べた。


男坂と呼ばれる階段がある。僕らは降りたから良かったが、登りだったら辛かったかも。


経験が大事と思って、麓まではケーブルカーを使った。

そんなこんなで、再び高尾山口駅まで降りてきた。時刻は14:00。まだ時間に余裕がある。なんとこの駅、温泉が併設してあるので、僕らはひとっ風呂浴びることにした。

高尾山の余韻にひたる、日帰り天然温泉

とても綺麗な施設で、多くの登山客がここで疲れた体を癒していた。風呂から出た後、みんなでビールを買って乾杯。お昼にビール。最高の休日じゃないか。

その後泥酔するまで飲み明かす…なんてこともなく、1杯でビシッと切り上げ、17:00には新宿駅で解散した。実に健康的だし素敵だし。こういう休日の楽しみ方、もっとあってもいいなと思った。

まとめ

高尾山がどんなところかも知らずに登ってみた次第だけど、「少し体を動かしたい」「山林でマイナスイオンを浴びたい」「下山後の温泉とビールに命をかけている」という人には、かなりおすすめの場所だった。都内に住む人にとってはお馴染みなのかもしれないけれど、行く機会に恵まれている人がいればぜひ。