イタリア旅行記(2) ~ カプリ島

イタリア旅行記(2) ~ カプリ島

イタリア旅行記(2) ~ カプリ島 5月7日。この日は1日自由行動とされていましたが、オプショナルツアーでカプリ島に行きました。

カプリ島。南はナポリよりさらに30kmほど離れた位置にある島です。ローマ皇帝ティベリウスが過ごしたことでも知られ、レモンが特産物となっている世界的にも有名なリゾート地です。

ローマよりバスで3時間。ナポリに到着するや、今度は船で50分ほど揺られるとカプリ島に上陸です。ここの見所は何といっても青の洞窟。人が1人くぐるのがやっとの穴を抜けると広がる洞窟に、信じられないような青さが宿る海を見ることが出来ます。ただ、天候が悪かったり、海がしけっていたりすると当然見学することは出来ず、現地に着くまで見れるかどうかはわからないというハラハラ感も兼ねているスポットです。

バスと船で約4時間。ローマからは結構あります。 ようやくカプリ島に到着!いかにもリゾート地と言った感じ。
バスと船で約4時間。ローマからは結構あります。 ようやくカプリ島に到着!いかにもリゾート地と言った感じ。

だがしかし!天候は今日も晴れ。肌を焼くほどの強い日が差し、海もそれなりに穏やかでした。「これならいける…(ごくり)」の生唾を飲む私たち。青の洞窟の前に行くと、入り口の前でいまや遅しと入場を待つツアー客の船で一杯でした。というのも、入り口が小さすぎて、手漕ぎボートくらいの乗り物(5,6人乗り)でなくては青の洞窟に入れないのです。待っている間、天候が崩れればそこで試合終了の場合もあるとのこと。はてさて…結果は??

やった!見れました!!なんという青…これはてっきり下からスポットライトでも当ててるのかと勘違いするほど透き通ったエメラルドブルーでした。洞窟の中はとても狭いので、船漕ぎさんはあっという間に回ってしまいます。途中船漕ぎさんが上手な日本語で「モウイッシュウスルゥ?」と聞くので「するする!」と答えると「アトデダブルチップOK?」とチップを2倍要求するので「あー……No!」と断ってしまいました。だって、チップは1ユーロコインしか持っていなかったんだもん…。とか何とか言っているうちにあっさり終了。ああ、もっと見ていたかったです。。。

入り口が小さいため、周囲で観光客が船に乗って順番待ちをしています。果たして見れるのか…。 な、なんじゃこらーー!な青さです。写真で見ても合成っぽく見えますが、本当にこう見えます。
入り口が小さいため、周囲で観光客が船に乗って順番待ちをしています。果たして見れるのか…。 な、なんじゃこらーー!な青さです。写真で見ても合成っぽく見えますが、本当にこう見えます。

再びカプリ島に上陸後、街を散策。とにかくこじゃれた町並みで、どこを切り取っても素敵。白く見える立派な家は、どれもこれも世界各国の著名人の別荘なんだとか。そして昼食。特産のレモンジュースを頂く。すすすすっぱい!でもくせになる。リゾットや白身魚のソテーなど、どれも美味しかった!

最後はカプリの街を自由行動。レモンのお酒が入ったかわいい瓶とチョコを購入。瓶は飾っておこう。と、そうこうしている内にもう帰路に着かなければならないことに。なんと名残惜しいことでしょうか。でも時間は待ってくれません。行きと同じ工程を逆行します。さらばカプリ島、いつかまた訪れたい…。

特産品のレモンを使ったお酒。瓶がかわいいのです。 こんな街は早々来れるものじゃありません。いつかまた来たいなあ…。
特産品のレモンを使ったお酒。瓶がかわいいのです。 こんな街は早々来れるものじゃありません。
いつかまた来たいなあ…。

夜はホテルの近くのレストランに入る。パスタとピザを注文。おお、これは美味しい!味はわりと濃い目。今までの中で一番好きかも?やるな、イタリア!

 

次回は芸術の町シエナ、そして数々の塔がそびえるサンジミニャーノを旅します。

※おまけ~青の洞窟の動画