衆議院選挙2009
お盆休みも明けて、早速現実に戻された感のあるだいこりです。やはり、連休の次の日の仕事って、ちゃんとやっているつもりでも頭がぼけーっとしてしまいますね。
そんな今日、会社帰りに家のポストを覗くと、衆議院選挙の投票葉書が来ていました。北海道は18日の昨日公示され、各立候補者がずらっと並び、ニュースを見る限りでは激戦が予想されるそうです。
’09衆院選:きょう公示 過去最多の激戦か 道内12小選挙区43人予定 /北海道 – 毎日jp(毎日新聞)
と言ってもですね、ぶっちゃけ誰に投票したらいいの?と、この歳になってもそう思ってしまっているのが実のところ。このままだと何となくどこかの党に投票して終わりなので、ちょっと調べてみることにしました。
一昔前は、各政党で何をしようとしているのかを知るには、新聞を読んだり、演説を聞いたり、果ては街中で配布しているパンフレットなんかをゲットして情報を得る必要がありましたが、今はインターネットが発達しているので、お馴染みYahoo! JAPANの特集を見れば一目瞭然です。
特に、最近はマニフェスト(こんなことをしますよーって言う公約)なるものを各政党が出しているので、それを見るのが良さそう。
衆議院選挙2009 – 投票に役立つマニフェスト – マニフェスト早見表
当然全部気になるのですが、直近で気になるのはまず子育て・教育でしょうか。例えば自民党と民主党のマニフェストを見てみると…。
■自民党
3-5歳児の幼児教育費を段階的に軽減、3年目から無償化。高校、大学で就学援助制度と給付型奨学金を創設。■民主党
1人年31万2000円の「子ども手当」を中学卒業まで支給。生活保護母子加算を復活し、父子家庭にも児童扶養手当を支給。
と言った感じ。どちらも魅力的に感じてしまいますが、ちょっと裏を読むと、民主党の子ども手当は、子どもがいない夫婦にとっては何のメリットも無さそうです。まあ、これをきっかけに少子化に歯止めをかけますよーと言われたらわからなくもないですが、それでも厳しいなあと少し感じてしまいます。
あと気になるのは安全保障とかでしょうか、物騒ですし。ここでは共産党と新党日本を見てみると…。
■共産党
日米安保条約=日米軍事同盟を廃棄し、アメリカと対等・平等の関係を構築。憲法9条に反する自衛隊の海外派兵を中止。新テロ特措法の延長を許さず、インド洋から自衛隊をただちに撤退。「海賊対処」派兵新法をなくし、あらゆる海外派兵のくわだてに反対する。北朝鮮の核開発を放棄させるために、6カ国協議の再開を求める。■新党日本
地震、津波などの天変地異、内戦や飢餓に直面した世界各地に駆けつけ、救助や医療支援、住宅再建などを実施する「サンダーバード隊」(仮称)へと自衛隊を改組するための検討を開始。米国、中国、アジア、オセアニア、ロシアとの「交差点外交」を展開する。
政党が違うだけで、自衛隊の海外派遣に対する施策の違いがこんなに如実に現れたりしています。うーん、この場合どちらがいいのでしょうか…?
と、こんな感じで、ちゃんと見てみると結構色々と言いたくなることがたくさん出てきます。最近のニュースは何となく民主党行け行けムードが漂っているように感じますが、単にそれに流されるのではなく、自分に取って一番考えが近い政党はどこか?というのを見極めたうえで投票するのがよいのではないでしょうか。まあ、自分も前まではそこまでちゃんと考えたことは無かったのですが、良い機会ですし、もうちょっと考えてみようと思います。(※北海道は8月30日が投票日です)
それではまたー。
※おまけ
衆議院選挙2009 – Yahoo!みんなの政治では、自分にあった政党を教えてくれるマニフェストマッチもやっているので、これを試してみるのもいいかもしれませんね。
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