[映画] キアヌ先生のガン・フーアクションが炸裂!ジョン・ウィックを観た
キアヌ先生はやっぱり強かった。
キアヌ先生のガンアクションが炸裂!なジョン・ウィック
研修で東京に来ていて、今回はツアーでホテルやらを予約したのだけど、何を間違ったのかVOD(有料チャンネル)付きのツアーになっていた。ので、ムフフな作品を物色しつつ、結局はキアヌ・リーヴス主演の「ジョン・ウィック」を観ることにした。
YouTubeの予告はこちら。
ストーリーは至って単純で、ネタバレすると、
元殺し屋のジョンさんは愛する奥さんを亡くしてしまいました
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するとすぐにワンちゃんが届きました。奥さんからで、ジョンさんは大事に育てようと決意しました
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数日後、ジョンさんはいい車に乗っていたので、ロシアンマフィアのお坊ちゃんに目をつけられました
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すると家を襲撃され、車を奪われ、ワンちゃんを殺されてしまいました
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車はともかく、ワンちゃんを殺されてジョンさん大激怒。復讐します
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きっちりロシアンマフィアを壊滅させて、めでたしめでたし
こんな感じ。ほんとこれだけなのだけど、とりあえずキアヌ先生のかっこよさが光ればOKなので、ネタバレを見たあとでも全然楽しめる。むしろ、ストーリーはおまけ。
男子が真似しちゃう「ガン・フー」
作品内でジョンさんの使う銃さばきは、アメリカでは「ガン・フー」と呼ばれていて、古くはジョン・ウー監督の2丁拳銃や、B級映画なのにやけにみんな知っている「リベリオン」の「ガン・カタ」など、カンフーとガンアクションを融合させたようなもの。これまでは、フィクション寄りで「かっこよければOK!」みたいなところがあったけど、この作品では実践寄り?なのか結構本格的。それをキアヌ先生がビシバシ決めてくれるので、観ていてスカッとすること間違いなし。
ただ、面白いのが、ジョンさんの動きは完璧!って感じでは無くて。結構ところどころで隙を見せてしまうので、そこを敵に突かれてピンチに陥ったりする。これは、しばらくブランクがあったから、いきなり無双状態ではないんだよっていう監督の意図なのか、単にキアヌ先生が歳だからなのか。なので、「敵がめっちゃ強いのが出てきてジョンさんピンチ!」って言うのは無くて、どちらかと言えば雑魚ばかりの敵でも苦戦はするのよって形で緩急つけているような流れになっている。
普通の世界には戻れない殺し屋さん
アクション映画なので、これだけあれば概ね満足なのだけど、少しストーリーを深読みすると、「結局元いた世界(闇社会)からは抜け出せないんだよー」と要所要所で語られているような気がした。というのも、ジョンさんが復讐を決意して昔の仲間たちを訪ねるのだけど、ほとんどの人が「復帰したの?」「やっぱりこっちがお似合いだ」とか、とにかく歓迎ムード一色(元の世界に帰った方がいいって言ってくれるのは親友のスナイパーだけ)。ロシアンマフィアのボスも「お前と一緒にいるものはみんな不幸になるから一般社会なんて無理なんよ(意訳)」とジョンさんに語りかけ、ジョンさんも「それには激しく同意(意訳)」と納得しちゃったりする。なので、結局最後にロシアンマフィアを倒しちゃったら、ジョンさん復帰するんじゃない?って感じで終わるのだけど、これが続編へのつなぎなのかなーと思ったりした。
まとめ
ということで、公開からだいぶ経ってはいるものの、やっぱり面白かったジョン・ウィック。R-15なので過激なシーンはややあるのだけど、ジョンさんは闇社会に生きる人をターゲットにする殺し屋なので、敵をばっさばっさ倒しても「がんばれー」って感じだし、一般市民には手を出さない紳士な方なので安心?して観られる。「最近キアヌ成分が足りない」と思っている方は鑑賞してみてはいかがだろうか。
公式HPはこちら
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