[サービス] パナソニックの修理サービスがめちゃめちゃ進化してた件。電話で申し込み→修理→その場でカード決済!
電気温水器が故障した。そのとき受けたサービスにぐっときたので書いてみる。
書類作成からカード決済までスマホで完結!
photo credit: Broken braze-on rack mount on the VSF TX-400 via photopin (license)
僕の家はオール電化住宅で、電気温水器はパナソニックのものを使っていた。
住み始めてから5年間。問題なく使っていたのだけど、先日の土曜日にリモコンからエラーコードを吐いて、お湯を沸かさなくなってしまった。
すぐに相談窓口に電話したところ、部品の交換修理が必要とのこと。当日にサービスの方がやってきて、ちゃちゃっと壊れた積層モーター(下部にある水をヒーターのある上部へ運ぶものらしい)を交換してくれた。
ここの…
モーターを交換。
ここまではいわゆる一般的な修理サービス。だが、ここからがちょっとイマドキだった。
まず作業完了報告書。ここへの署名はサービスの方が持つスマートフォンに手書きで署名入力。スタイラスを渡されて「ここにお名前をお願いします」と言われた。これは今までに無い経験。新しい。
次に修理費用の決済。クレジットカードとコンビニ支払いが選べた。コンビニ支払いだと振込用紙が渡されるらしく、ここは普通なのだけど、クレジットカード決済を選ぶとこれまたサービスの方のスマホでピッと完了。何これ近未来…!
どうやらこれは、ベリトランス社のmposというプロダクトを使っているらしく、イヤホンジャックに刺したカードリーダーにクレジットカードを通して、これまたスマホの画面に手書きで署名すれば、決済完了。Apple store でもカード決済は iPhone でやってくれるけど、こう、お家で決済されるのは斬新だなあと思った。
http://www.veritrans.co.jp/mpos/
しかも明細書や領収書はブラザーのモバイルプリンタからびびーっと印刷されて出てくるから、まあ無駄がない。その場で手続きがすべて完了するのはありがたいし、後々の手続きの面倒さがないので素晴らしいと感じた。いやあ、便利な世の中だ。
普及するか?スマホで修理サービス完結
サービスの方に思った通り「便利な世の中ですよねえ」と言ったところ、「いやあ、それがね。この手書きが不評何ですよね。どうにも書きにくいって言われちゃって。」とのこと。あらあらなるほど。確かにスタイラスで書くとペンのようにうまくはかけないし、スマホのアプリか性能か、線がワンテンポ遅れて書かれるので、気持ち悪い感じはあった。これがどうやら年配の方に不評のようだ。
そんな課題はありつつも、修理申し込みから完了までスマートにこなせた今回の件は、他の業者さんでも普及してくれるといいなあと思った次第。面倒ごとは、短く済ませるに限るしね。
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