人形劇を観に行った!

人形劇を観に行った!

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FlickrLADIES by Rêtoy

日曜日、友人のお誘いで人形劇を観に行った。劇団カッパ座の公演「ピノキオ」が札幌であったのだ。

ピノキオ:[劇団カッパ座]

恥ずかしながら、人形劇というものを今まで観たことが無かった(子供の頃にもしかしたらあるかもしれないが覚えていない)ので、それこそ人形を手か棒で操る劇だと思っていた。だが実際は、着ぐるみに近い形で舞台で劇を行うのが主流のようだ。てっきり教育テレビのようなものを想像していただけに、奥さんにその事を話したら笑われてしまった。

しかしまあ、着ぐるみなら着ぐるみでどんな感じになるのかな?と思ったのだが、実際に観てみたら、そのクオリティにびっくりした。失礼な話だが、着ぐるみと聞いて、最初はデパートの屋上での催し物を連想した。ところが、カッパ座の人形たちは、ただの着ぐるみではなく、まばたきをして、セリフに合わせて口がパクパクと動くのだ。それだけでも充分に凄いのだが、ちゃんと観客、
特に子供たちを飽きさせない工夫が随所にあり、誰が見ても楽しいと思える舞台であったと感じた。観る前まで人形劇を侮っていた自分を責めたいです、ほんと。

さて、うかたんはといえば、途中まで楽しそうに観ていた(特にパンダが出てきた時が1番興奮していた)が、後半におおかみ?と猫が退場するや否や泣いてしまい、うかたんも一旦ホールを退場する事になった。奥さんが耳を傾けたところ、どうやらその二匹がいなくなってしまったことが悲しかったらしい。メインのキャラクターでも無ければ、むしろちょっとした悪役だったのだが、本人には愛しい存在だったのだろうか。その後は落ち着いて、最後のエンディングあたりで会場入りして、また見入っていた。

その後は、友人夫婦とその娘ちゃんと昼食を食べ、丸井で開催していた江戸老舗まつりを物色し、解散となった。

お誘いが無ければこのような劇を観る事も無かったと思うと、改めて誘ってくれた友人に感謝したい。たまには文化に触れるものだ。