[レビュー]片田舎のサラリーマンが秋葉原でVR?!話題のOculus Riftを体験してみた
欲望渦巻く東京は秋葉原。僕はここであるものを体験しにやってきた。
近未来VRデバイス「Oculus Rift」
photo credit: Roman Guro and Oculus Rift via photopin (license)
僕はテクノロジー系のニュースサイトをよく見る。数ある技術の中で、ここ数年で非常に盛り上がっているものが「仮想技術」、英語でかっこよく言うとVR(バーチャリアリティ)だ。
この技術自体はずっと昔から研究され続けてきたわけだけど、ここに来て一般人の手に届く価格でかつ高性能なデバイスが登場した。それがOculus Riftだ。
The Mobile VR Jam 2015 finalists have been selected! Our judge panel is hard at work selecting the b…
頭にかぶって視界をこの装置の中に収める、いわゆるヘッドマウントディスプレイというヤツ。
実はこの装置、まだ一般販売はしておらず、あくまで開発者向けとして提供されている。なので日夜、開発者たちがこの装置を使ってVRの可能性を模索している。
そんなOculus Riftもいよいよ一般向けの販売を始めるだとか、ソニーが本気を出してヘッドマウントディスプレイを開発してるだとか、とにかく大盛り上がりなわけだが…。
ぶっちゃけ、体験したことが無いと凄さが全然わからない。
と言うわけで、ニュース記事を見ては「ふーん」と思うに留まり、凄そうだなと感じつつも手が届かないもの。ずっとそんなイメージだった。
そんなとき、今日会社の施策で定時間であがることになったので、「あれ、これはもしかしてチャンスでは?」と思い立ち、秋葉原へ足を向けてみたのであった。
Oculus Rift を体験できるPCショップ「G-Tune : Garage」
秋葉原へ来てみたものの、そもそもどこで体験できるのかしら?と思いネットで調べたところ、G-Tune : Garageが体験コーナーを設置しているとのことだった。
ゲームパソコン・ハイエンドPCブランド G-TuneG-Tune がお勧めする Windows.PC通販のマウスコンピューター > G-Tune(ゲームPC) > G-Tuneは、「Oculus Ri…
そして体験コーナー。平日の夜だったこともあってか、お店は空いていた。
ちょっと暗い写真なのでわかりにくいが、デスクにOculus Riftが設置してあり、モニターに覗いたときの映像が出力されている。
では実際に体験…なのだけど、そうここ!ここなのねッ!
これ以降は文章でしか伝えられず、結局読んだ人は「ふーん」で終わってしまうのだ。僕は体験できたのでいいのだけど、まだ未体験の方は是非どこかでやってみて欲しい。多分びっくりすると思う。
それを踏まえて、何とか伝えてみることにする。
まずどう見えるのか?
まずいくつか用意されているアプリケーションをパソコンから起動する。僕はスキージャンプを体験できるゲームを選んだ。
動画はこれ。
VR Ski Jump 紹介動画
Oculus Riftを頭にかぶり、ゴーグル部から映像をのぞいてみると…。
目の前にはスキージャンプ台。僕はスキー板をはいている。
頭を動かして周りを見渡すと、映像は動かず、視点がそこにきちんと向けられる。
カウントが始まり、0になると同時に滑走開始。
ドンドン加速する僕の体。迫るジャンプ地点。ゲームなのに「ヒュエッ」と言うような感覚に襲われる。
ジャンプ地点から一気に飛び立ち、しばらくの滑空の後、斜面に着地する。しばらく滑ると、ゲームは終了だ。
ゲームとはわかっているけど、3Dによる立体的な映像と視点のスムーズさで、臨場感がとにかく凄い。それに尽きた。
感心したところ
頭を動かして色々視点を動かすと、実に自然にそちらを見ることが出来る。
モニターでは2つの映像が映っているが、Oculus Riftを通すとこれが立体に見える
これは本当にイメージが難しいのだけど、例えば画の描いたすこし大きめの画用紙を目の前に開いて、それを見ている感じ。
テレビゲームだと、テレビという箱の中で映像がせわしなく動くが、Oculus Riftの場合、画は固定されていて、視点だけ頭の動きに合わせて動く。
つまり、現実世界でものを見ているのと変わらないのだ。
これが自然に出来てしまっていることが、この装置のすごいところだと思う。
まとめ
他にもジェットコースターやCGのお姉さんとビーチでキャッキャウフフするもの、なぜかこのお店のマスコットキャラクターに踏みつけられるゲームなど、どれも大変面白かった。
スキージャンプでもあった、ジェットコースターに乗ったときの「ヒュエッ」感が凄かったし、お姉さんやマスコットキャラクターも本当に目の前にいる感じがあった。これ未来が来たと言っても言い過ぎではないと感じた。
体験してみて!とは言ってみたものの、秋葉原以外で常設しているところは正直わからないのが辛いところ。でもでも、是非いつかこのVRを体験してみてほしいです。
※おまけ
水着のお姉さんのはこれです
-
前の記事
[終了][セール]あと1時間!Runtasticの腹筋アプリ「SixPack」のフルバージョンが5/24に限り無料! 2015.05.24
-
次の記事
[小ネタ]ブルガリアヨーグルトのフタはもっと評価されてもいいと思う件 2015.06.02
コメントを書く