イタリア旅行記(6) ~ ミラノ

イタリア旅行記(6) ~ ミラノ

IMG_2262 5月11日。ヴェネチアすぐ近くのホテルからミラノへ向います。

ですが途中、あの「ロミオとジュリエット」の舞台ともなったヴェローナに立ち寄ります。スカラ家のお墓やシニョーリ広場を見学した後、お目当てのジュリエッタの家へ。落書きだらけの入り口(世界中の恋人達が色々と書いていくらしい)を超えると、そこにはジュリエッタの像と、彼女が「ああ、何でアンタはロミオなの?」と嘆いたとされるベランダがありました。この像にはちょっとした言い伝えがあり、右胸を撫でると新しい恋と幸せが来る…らしいのですが、新婚旅行で新しい恋を見つけるのも何なので、とりあえず何もしないで記念写真。他の旅行客の新婚さんはがっつり握ってましたが。

観光客に囲まれるジュリエッタさん。胸を触られすぎてピカピカに光っております。 ここヴェローナにも円形闘技場があったりします。夏になると野外オペラなんかも開かれて、とても賑わうそうです。
観光客に囲まれるジュリエッタさん。胸を触られすぎてピカピカに光っております。 ここヴェローナにも円形闘技場があったりします。夏になると野外オペラなんかも開かれて、とても賑わうそうです。

その後をブラ広場を散策した後、バスに戻りいよいよミラノへ。ミラノと言えばイタリアンファッションの発信地、そして古都(地球の歩き方より)。各種有名ブランドのブティックが軒を連ね、ゴシック様式の最高傑作であるドゥオモ、歌劇場の聖地、スカラ座などなど、様々な見所を持つイタリア北部最大の都市です。

類に漏れずまずは腹ごしらえ。この日はリゾットでした。サフランライスをそのままちょっとおかゆにしてみました感満載のリゾットは、ほんのり塩味とだしが効いていて、シンプルで美味しい。デザートのパンナコッタもいいアクセントでした。

午後、スフォルツァ城へ。かのレオナルド・ダ・ヴィンチも建築に関わったと言うその建物をさっくり見学したの後、バスに戻って今度はスカラ座の前へ。これまた外観だけ見学した後、ミラノの狸小路(失礼)、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアを抜け、待ちに待ったドゥオモへ。で、でかい!!そして凄い迫力…。中に入ると丁度ミサをやっており、何とも言えない厳粛なムードに。思わず見入る…と、そんなこんなで本日のツアーは終了。え?ちょっと早くないですか…?ということで、次の日は1日まるまるミラノを自由行動。時間はまだたっぷりあります。

スフォルツァ城。噴水といい感じに映ってます。 スカラ座です。オペラの殿堂として、イタリアの芸術界を今も引っ張り続けています。
スフォルツァ城。噴水といい感じに映ってます。 スカラ座です。オペラの殿堂として、イタリアの芸術界を今も引っ張り続けています。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、床にも見事なモザイク画があり、歩く者を楽しませます。 ゴシック様式の傑作、ミラノのドゥオモです。もうとにかくでかい。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、床にも見事なモザイク画があり、歩く者を楽しませます。 ゴシック様式の傑作、ミラノのドゥオモです。もうとにかくでかい。

が、5月12日。そうです、とうとうこの日が最終日です。朝にホテルを出ると、とりあえず栃木から来た同じく新婚夫婦と相乗りでタクシーに乗り、ドゥオモの前のメルカンティ広場に下りる。そこで夫婦と別れ、我々は昨日回ったドゥオモをもう一度訪問することに。ツアーではないのでゆっくり建物を堪能しました。ステンドグラス、聖堂…やはりどれをとっても規模が違う。でも威圧的では無く、慎ましやか。階段で屋上にも上ってみる。いい景色!屋根のとんがったところ一つ一つに石像が建っているのがこれまた凄い。

内部のステンドグラスが綺麗ったらない。その一つ一つがお話になっていて、続いているそうだ。 ドゥオモの屋上から見た景色。石像が今日もミラノの街を見守ってます。
内部のステンドグラスが綺麗ったらない。その一つ一つがお話になっていて、続いているそうだ。 ドゥオモの屋上から見た景色。石像が今日もミラノの街を見守ってます。

お昼はガッレリアにあるBAR(と書いてバールと読みます。コーヒーとか食事とか出してます)で。なかなかのお値段でしたが、それ以上の感動が味わえる料理でした。とにかくうまい!まず生野菜のサラダ。このツアーは野菜があまり出ませんでしたので、出てきたとたん二人ともがっつきました。そしてとどめのサラミピザ。そのおいしさったらもう…。何度かこの旅一番!と叫んできましたが、これが本当に一番かも…と感じられました。

とにかく美味しかったサラミピザ。モッツァレラチーズが溶けて、何とも言えない味わいに。ミラノにお越しの際は是非お立ち寄りを。
とにかく美味しかったサラミピザ。モッツァレラチーズが溶けて、何とも言えない味わいに。ミラノにお越しの際は是非お立ち寄りを。

その後、街中を色々と歩いてみるものの、どこもやっておらず…。そうなんです、この日は月曜日なので、イタリアの方々は午後3時くらいまで棚卸しとか何とかでほとんど休んでいます。かといって博物館や美術館も足並み揃えて休館日。仕方が無いので、これまた昨日訪れたスフォルツァ城へ。お城は…もういいかも、なんて奥さんと思いながら、その向かいにあるセンピオーネ公園でまったり。1時間くらいぼけーとする。奥さんは昼寝する勢い。そうこうしているともう午後3時半に。ミラノは満喫したねってことで、そこから歩いて集合場所のホテルまで戻りました。なんだかんだで1時間かかった…。最終日に何をやってんだと言う感じですが、相変わらず私たちはこうなんです。

センピオーネ公園でまったり。ミラノの方々の憩いの場となっています。日向ぼっこをしている人がいたり、愛を語り合ったりしているカップルなどが見受けられました。 ミラノの街を歩く。最後は白黒写真で締めくくってみました。
センピオーネ公園でまったり。ミラノの方々の憩いの場となっています。日向ぼっこをしている人がいたり、愛を語り合ったりしているカップルなどが見受けられました。 ミラノの街を歩く。最後は白黒写真で締めくくってみました。

と、楽しかったイタリアの旅はこれでおしまい。あっという間の7泊9日でした。もう本当に楽しかったです。それだけが言えて、それ以上のことは言えません。なかなか難しいでしょうけど、いつかまた訪れてみたいと、そう強く思いました。

帰国後、1日休んですぐに阿寒湖に言って友人の結婚式に行ったり、そこから帰ってきたらバスケの試合…に行ったのですが体調不良で見学するだけになってしまった…とかはまたいつかの機会に。明日より通常の感じに戻りますが、番外編的なことも書くかもしれません。

 

それではまたー。