人は何をもってスポーツを始めるのか
会社の先輩と話をしていたら、お子さんがコンサドーレユース(小中高学生のチームですね)の1次セレクションに受かったらしく、「ほー、お子さんサッカーされているんですね。上手なんですか?」と聞いたら「いや、全然」とあっさり答えられ、「努力しないのようちの子」なんていう始末。じゃあなんでサッカーやっているのかしらと聞いたらそのエピソードを教えてくれました。
お子さんが小学生に上がって、先輩の奥さんがお子さんに対して「得意なものはなあに?」と聞くと、「ゲーェム!」と元気よく答えたそうな。それを聞いた先輩はカチンときたらしく、「小学生でゲームとは何事だッ」とお子さんを学校の少年団に入れることを決意したのだそうです。そのとき、特に深い理由はなく「野球とサッカーどっちがいいんだ?」とお子さんに聞いたところ、「そ…それじゃあサッカー…」と答えたそうです。こうしてあれよあれよとサッカーを始め、上述に至るわけです。
「努力しないのようちの子」というのは、サッカーをやっていても休日は家でゲームばかりやっているかららしく、「普通はボールとか持ち出して練習したり友達と遊ぶだろう」と先輩の弁。この話を聞くに、お子さんは言われるがままにサッカーをやっている感じが否めませんねえ。
でもでも、こう何気なくやり始めた部活って、大人になるとやっておいて良かったなあと感じたりしますよね。人間関係の構築(大人の縦社会とかね)や、機会があればそのスポーツを再び始めることも出来ますし。自分も、バスケを始めたきっかけは、単純に担任の先生がバスケの顧問で、人集めのために「入らんか?」と言われて「わかりました」となっただけで、自分から「やりたい!」と言ったわけではありませんでした。でも、今はまた会社のバスケ部に入って汗を流せているし、純粋に体を動かせて楽しいと思えているので、きっかけはどうであれ、やってきたことは無駄ではなかったなあと思ったりしました。
まあそんなこんなで、先輩のお子さんも今は気付かないかもしれませんが、いずれは「サッカーやってて良かった」と思える日が来るのではないでしょうか。
今日のぐっと来たニュース
途上国のエイズ対策について勉強しようと思って何冊か本を読んだら、自分があまりにエイズについて無知なのでびっくりした。
対策がどうこうって言うレベルじゃねーぞ!みんなが知ってなきゃならないレベルの知識すら欠けていた。
他にも僕のような人がいたら困るのでここで周知する
自分の友人が書いたエントリーなのですが、非常によくまとまっていて、エイズに対する再認識を促してくれます。知ることって大事なのです、きっと。
近況
ここ数日は伊坂幸太郎さんブーム。今日アヒルと鴨のコインロッカーを読み終わりました。よく練られたシナリオで、かつ最後にくらうどんでん返しであっと言わせられるような作品で、とても面白かったです。上記で述べたエイズについての話も物語の核となったりしているので、何となくリンクしちゃいました。未読の方は是非。
それではまたー。
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アヒルと鴨のコインロッカーはDVDで見ました。
原作読んでないから、比べてどうとかはわかんないけど、映画もおもしろかったです。
ちなみにあたしがラクロスを始めたきっかけは観月ありさのドラマで見たユニフォームがかわいかったからです。
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>よしみ
映画もいいらしいねー。小説もなかなか面白いので、機会があったら読んでみるとよいかも。
当時ラクロスって花形スポーツだったよね。でもなんかよしみさんがラクロスやっているところ見たことないだけに、ちょっと見てみたい…と思っちゃう。