YMCAの秘密
休日は割と札幌の石山通りを車で通ることが多いのですが、ふと目をやると「YMCA」と書かれた看板を目にすることがあり、YMCAと言えば間違いなく西城秀樹さんの YOUNG MAN(Y.M.C.A)であり、口ずさみはしなくとも頭の中では「素晴らしいっ!ワーイ!エームシーエッ!」とループするわけで、体は動かずとも両手を上方に広げつつしきりに英単語を作っていく気持ちで運転してしまいます。そんなYMCA、何度か意味を教えてもらったような気がするものの、実際何なんですかと自問自答したところ、「や、やんぐまん…か…か…」と結局わかりません状態だったので、こりゃいかんとばかりにインターネットを駆使して調べてみました。
YOUNG MAN (Y.M.C.A.) ? Wikipedia
みんな大好きWikipedia先生によると、この歌はもともとヴィレッジ・ピープルというアメリカのグループが歌ったもので、それを西城秀樹さんがカバーしたとのこと。あのYMCAの振り付けも日本側が考えたもの。これがあの大ヒットにつながったのですね。
ではでは、あの石山通りにあった看板は何?ってことになるのですが、元々の意味はキリスト教青年会のこと(Young Men’s Christian Association)。ボランティアや教育など世界的な活動をしており、日本にもホームページがあります。
石山通りで見たのはまさにこれの支部で、なーるほど納得、YOUNG MAN もそれを歌っていたのネ!…とか何とか思っていたら、実際はそうでなかったようで。
YMCAの歌の方について言及しているものがあるのですが、そこによると、
曲のタイトルである「Y.M.C.A.」とは、キリスト教青年会による若者のための宿泊施設のことを指す。YHのようなドミトリー(相部屋)の部屋もあるためゲイの巣窟とされ、「Y.M.C.A.」はゲイを指すスラングでもある。
てなもんで、原曲を歌っていたヴィレッジ・ピープルらはゲイをターゲットにしたグループであった故、このように歌にスラングが付いてもまったく不思議ではないわけで、それをズギャッと西城秀樹さんらがフィーチャーしちゃったというわけです。うーむ、今でこそ国民的な歌ですが、当時はこのYMCAをどのように説明していたんでしょうねえ。
ということで、今日は雑学でした。
今日のぐっと来たニュース
「大統領はスマートフォンを持てない?」-史上初の“BlackBerry大統領”の是非(Enterprise Watch)
ハイテク通で知られるObama氏は、同世代のビジネスマンと同様に、カナダのResearch In Motion(RIM)のビジネス向けスマートフォン、BlackBerryを愛用している。BlackBerryをベルトに装着した姿、親指で端末に入力する写真などが選挙中にも公開されており、BlackBerryは、同氏のフレッシュなイメージを形づくった重要アイテムといえる。
しかし、大統領候補者時代とは違って、合衆国大統領の行動にはさまざまな制約が伴う。米国には、情報公開法(FOIA:Freedom of Information Act)や大統領記録法(Presidential Records Act)などの法律があり、大統領がホワイトハウスの執務室で行うやりとりはすべて、政府の公文書として記録され、米国民に帰属する。求められれば開示する義務もある。
これらの法律を考慮し、George Bush大統領、Bill Clinton前大統領は、任期中の電子メール利用を控えていたという。このため、Obama氏も大統領就任に合わせてBlackBerryを手放すとみられていた。しかし、“変革”をモットーとする同氏が大統領の職務までも変革する可能性が浮上している。
ということで、明日1/20は次期アメリカ大統領のオバマさんが就任する日ですが、そんなオバマさんは大の携帯好き(正確にはちょっと機能が上のスマートフォン)。でも大統領になった後も気軽にメールとかしちゃったらこりゃ大変だよねってなことで、色々と議論が起きているよう。でもまあ時代が時代ですし、取り上げるっていうのはいささかどうかなと思う次第。さて、どう出るのでしょう?
近況
大腸の様子はとりあえず落ち着いてきており、ご飯も制限付きではありますがまあまあ食べ始めています。しかし何と言うか、木曜日には大腸にカメラを入れるわけですから、いささか不安もあったりします。とりあえず、無理はしないでおこう。
それではまたー。
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