[ことわざ] 骨折り損のくたびれ儲けの利益率は0%だった事が判明
どうやら何も儲けは得ていない模様。
そもそもどういう意味なのか
photo credit: Young lioness lying on the platform via photopin (license)
世の中、仕事をしていると時間をかけてやった作業が一瞬にして無駄になるということがよくある。その時のガッカリ感は相当なものだが、そんな時、
「いやあ、骨折り損のくたびれ儲けだったねえ」
と表現する人がいた。
「ああ、そうですね…」と同意して返そうとしたとき、ふと「あれ?このことわざ。”儲け”って付いてるから何かを得た気分になってたけど、実際僕は何を儲けたんだ?」
http://kotowaza-allguide.com/ho/honeorizon.html
故事ことわざ辞典さんのサイトによると、骨折り損のくたびれ儲けの意味は次のようだ。
【読み】 ほねおりぞんのくたびれもうけ
【意味】 骨折り損の草臥れ儲けとは、苦労するばかりで利益はさっぱりあがらず、疲れだけが残ること。
意味だけ見ると、この時点でもう全然儲けている感じがしない。じゃあ何で「儲け」なんて付くんだろうか?
少しでも得した気分に
儲けという言葉は「利益を得る」という意味を持つが、ここで得るのは疲労感。利益とは無縁としか思えない。
それでも、少しでも得した気持ちになればという思いであえて使っているのだとしたら、昔の人はなかなか粋なことわざを考えたものではないだろうか。
ということで、「骨折り損のくたびれ儲け」と聞くとこの↓曲が頭の中でリフレインし、「これ知ってる人どれくらいいるかなあ」と想いを馳せながらも、ちょっと儲けのくだりが気になったのでした。ちゃんちゃん。
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Author:だいこり 投稿一覧
札幌に住む30代男性のSEです。妻と娘2人、楽しくやっています。
ネット、パソコン、Appleなどのガジェットから、アニメなどのサブカルチャーなど広く薄く知識を持っています。
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